費用・予算ガイド / 💍 結婚式二次会
結婚式二次会の会費設定:赤字を出さない収支計画の立て方
50人規模の二次会を例に、会場費・景品・備品の収支シミュレーションを公開。出席率の見込みと会費のバランスで赤字を防ぐ考え方を解説します。
結婚式二次会の幹事が他のイベントと決定的に違うのは、収支の責任を負う点です。会費収入と支出をほぼトントンに設計し、ドタキャンが出ても赤字にならないバッファを持たせる。これが二次会の予算計画の核心です。
50人規模の収支シミュレーション例
会費制(男性8,000円・女性7,000円)、男女25名ずつの想定です。
- 支出1 会場費: パーティープラン 6,000円 × 50名 = 300,000円
- 支出2 景品: ビンゴ・ゲーム景品で 40,000円(会費収入の10〜15%が目安)
- 支出3 装飾・受付備品・印刷: 10,000円
- 支出4 予備費: 15,000円
- 支出合計: 365,000円
- 収入: 男性8,000円 × 25名 + 女性7,000円 × 25名 = 375,000円
- 収支: +10,000円(当日の人数変動を吸収する余裕分)
収支がプラス1万円という「わずかな黒字」を狙うのがポイントです。ぴったりゼロで設計すると、1人のドタキャンで即赤字になります。
出席率は9割で見込む
招待時の返事が60名でも、当日の出席は概ね9割前後に落ち着きます。収入は「出席見込み人数×会費」で計算し、会場には最低保証人数を確認しておきましょう。会場費の請求方式によってリスクが大きく変わります。
- 人数連動型: 1人減れば支出も6,000円減るため、収支への影響は小さい
- 固定料金型: 人数が減っても支出は変わらず、減った人数分の会費がまるごと赤字要因になる
固定料金型の会場を使う場合は、予備費を厚めに(収入の5%以上)確保するのが安全です。
男女差・新郎新婦の補填
男性会費を女性より500〜1,000円高くする設定は広く行われています。景品や装飾を充実させたい場合に、不足分を新郎新婦が補填するケースもあります。いずれにしても「不足が出たら誰が持つのか」を開催前に新郎新婦と合意しておくことが、幹事が自腹を切らないための最重要ポイントです。
景品予算の配分:目玉1点か、本数か
景品40,000円の使い方には2つの型があります。目玉集中型(1等25,000円クラス+小物数点)は盛り上がりが大きい反面、外れた人の満足度が下がります。本数重視型(3,000〜5,000円 × 10本前後)は当選者が増えて全体の満足度が安定します。50人規模なら「目玉1点+中景品3点+小景品5点」の折衷が扱いやすい構成です。かさばる景品は持ち帰りの負担になるため、景品総額の一部をギフト券類にすると搬送コストも減らせます。
会費の徴収方法も収支に影響する
受付での現金徴収は釣り銭の準備と受付渋滞が課題になります。会費を8,000円・7,000円のような千円単位に設計しているのはこのためです。事前のキャッシュレス決済で集める方式ならドタキャン時も回収済みで安全ですが、決済サービスの手数料が収支に乗る場合は、その分も支出に計上しておきましょう。
会費に含めない費用を明確にする
三次会の費用や幹事メンバーの打ち上げは、二次会の会費とは別会計にします。ここが曖昧だと「会費が景品以外に使われた」という不信につながります。支出をすべて記録して、求められればいつでも内訳を見せられる状態にしておきましょう。
ケイカク君で支出を記録する
二次会は「会場への内金」「景品の買い出し」「備品購入」と支払いが数週間に分散します。ケイカク君で準備タスクごとに実費と支払者を記録しておけば、収支の締めが簡単になり、幹事間の立て替え精算もワリカン君への引き継ぎで完了します。
※記事中の金額は執筆時点の一般的な目安・試算例です。地域・店舗・時期により変動するため、実際の計画では必ず見積もりをご確認ください。